三菱「eKスペースカスタム」の良い点・欠点|価格156万円、最大燃費22.0km/L

三菱eKスペースカスタム

最低価格:156万円
最大燃費:22.0km/L(2016年7月訂正)

eKスペースカスタムは、三菱自動車工業と日産自動車が共同出資するNMKVが開発を手掛ける車両の第2弾として、2014年2月に発売されました。日産ではデイズルークスハイウェイスターの名前で販売され、姉妹車になります。

eKスペースと比べると、フロントグリルにアメリカのジープのような大きな縦長のメッキグリルを採用するなど、個性的な顔立ちとなっています。内装はカスタム系に良くあるブラックを基本としていますが、オートエアコンもピアノブラック調のタッチパネル式にするなど、上質感のある仕上がりとなっています。

その他にも後席にエアコンの風を送るリアサーキュレーターを採用するなど、ライバル車にはない特徴を持った車となっています。

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eKスペースカスタムの価格・燃費

(5MTマニュアルなし・ターボあり)

価格と燃費は連動していません。最高燃費のグレードを選択すると価格が高くなる場合がございます。▼項目タップで価格ランキングへ移動

eKスペース
カスタム
最低価格最高燃費
km/L
2WD156万22.0
4WD167万20.6
5MTなしなし
ターボ175万22.2

※価格は小数点以下切捨て表記。

>>eKスペースの価格・燃費

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三菱「eKスペースカスタム」の良い点(メリット)

①軽自動車で初採用のリヤサーキュレーターは暑い夏には重宝します。

eKスペースカスタムには、軽自動車で初めてリヤサーキュレーターを採用しました。スーパーハイト系ワゴンクラスになると、軽自動車でもエアコンの風が後席まで行き渡るのに時間がかかります。その点後席に風を送って、室内を快適な温度にしてくれるリヤサーキュレーターはかなりプラスポイントです。最近は夏が暑いので、とても重宝する機能です。

②マルチアラウンドモニターで駐車も楽チンです。(メーカーオプション32,400円)

eKカスタムは、マルチアラウンドモニター(消費税込み32,400円)をメーカーオプションで設定しました。シフトレバーをRに入れると、ルームミラーにモニターが映し出されます。
真上から見下ろすような視点で映し出されるので、駐車がしやすくなります。ルームミラーのスイッチでサイドビューやフロントビューに切り替えもでき、死角になりやすい部分に人や障害物がないか確認する事が出来るので、とても重宝します。

③ついうっかりをなくしてくれる賢いETACSを搭載。

eKスペースカスタムには、インテリジェント機能ETACSを搭載しました。この機能によって、ヘッドライトを消さずに降りてもフロントドアが開いた瞬間消灯してくれたり、ドアミラーを格納したまま走行を始めた場合に車速30km/h以上で自動で展開してくれます。
誰しも運転していたらあるついうっかりという事をコンピューターが気付きサポートしてくれます。これらの例以外にもETACSは、各種カスタマイズ設定が可能なので、一度どんな設定が出来るか調べてみても良いかも知れません。

④タッチパネル式オートエアコンは慣れるとブラインドタッチも可能。

eKスペースカスタムには、全グレードにタッチパネル式オートエアコンを採用しています。ピアノブラック調に仕上げており、ブラックを基調としたカスタム系に良く合っており、上質感もあります。
操作はカーナビ感覚ででき、タッチすると高低2種類の操作音がするので、耳でも確認が可能です。慣れるとブラインドタッチで操作も可能になっており、使い勝手の良い仕様となっています。

⑤10年10万kmの特別保証延長があるので、安心して乗れます。

eKスペースカスタムには、新車購入した個人の方に最長で10年10万km特別保証延長があります。初年度登録から最長10年または10万km走行のどちらか早い方までエンジンやステアリング、トラスミッションなどの部品を保証してくれます。メーカーの設定する一般的な保証に比べて、期間が長く設定してあるので、安心して乗ることが出来ます。(特別保証部品に対する保証延長の 有償点検整備を受ける必要あり)

⑥収納が多いので、重宝します。助手席下にラゲッジアンダートレイは靴も収納可能な広さ。

eKスペースカスタムは、インパネアッパーボックスやオーバーヘッドコンソールなど収納が多いので、サングラスや手帳などちょっとした物を収納するのに重宝します。また助手席下にラゲッジアンダートレイを採用しているのですが、これが前後どちらからでも出し入れでき便利です。
収納とはちょっと違いますが、助手席の後ろに付いているシートバックテーブルも飲み物やタブレット端末置いたりなど色々と用途があり、使い勝手は良いです。

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三菱「eKスペースカスタム」の欠点(デメリット)

①リアスライドドアの開口幅580㎜は、このクラスワースト。

eKスペースカスタムのリアスライドドアは、開口幅が580㎜とスーパーハイト系ワゴンでは、スペーシアカスタムと並んでワーストになっています。580㎜だと大柄な男性では肩が当たる事もあり、乗り降りにやや苦労します。タントカスタムのようなミラクルオープンドア(1490㎜)とまでは言いませんが、600㎜くらいの開口幅は少なくとも欲しいところです。

②最高出力・最大トルク共にN-BOXに劣る。ターボモデルの検討も必要か。

eKスペースカスタムは、ノンターボ車が最高出力36[49]/6,500となっており、N-BOXカスタム43[58]/7,300と比較するとやや劣ります。最大トルクでは59[6.0]/5,000と、N-BOXカスタムの65[6.6]/4,700には負けています。街乗りでそこまで不自由はありませんが、坂道や高速道路では物足りなさを感じるかもしれません。走りに満足できない方は、ターボモデルを検討する事をおススメします。

③荷室の使い勝手は、ライバル車のN-BOX+などの方が良い。

eKスペースカスタムの荷室ですが、地上からの高さは620mmとなっており、N-BOX+(330㎜)・N-BOX(485㎜)・スペーシア(550㎜)、タントN-BOX(580㎜)などと比べてみると、高めの仕様になっています。重い荷物を積んだりする機会の多い人には、ちょっと積み下ろしが大変かもしれません。
また後部座席を倒して格納しても、完全なフルフラットにはなりません。ラゲッジルームリアシートとの段差が50㎜程度生じてしまうので、荷室の使い勝手はライバル車の方に軍配が上がります。

eKスペースカスタムの後方画像
最低価格:156万円
最大燃費:22.0km/L
兄弟車:デイズルークスハイウェイスター
ライバル車:N-BOXカスタムスペーシアカスタムタントカスタム

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