ホンダ「S660」の良い点・欠点|価格198万円~、燃費最大24.2km/L(ターボのみ)

S660の正面画像

最低価格:198万
最高燃費:24.2km/L

S660は、2015年3月に日本で発売が開始されました。S660としては新型車になりますが、1996年に生産が終了したビートの後継としての位置付け・コンセプトとなっており、19年ぶりの復活とも言えます。
ラインアップは、β・αの2グレード展開で、それぞれにCVT・6速M/Tを設けています。価格帯はβが198万円・αが218万円となっており、CVT・6速MT問わず同じ価格となっています。

直列3気筒DOHCターボを搭載し、最高出力は64馬力・最大トルクは10.6kgmとパワフルなスペックとなっており、軽自動車最強と言っても過言ではありません。装備・機能も走りを重視したものになっており、ミッドシップレイアウトに合わせて前後異径とし、横浜ゴムと共同開発したハイグリップラジアルであるネオバを装着しています。また6速MTの採用・コーナリングの安定性などを高めるアジャイルハンドルアシストなど軽自動車では初の装備を多数備えています。

こうした走りを重視したスタイルが評価されてか発売開始時には初期ロットは3,000台でしたが、発売開始日に受付が終了するなど人気の高い車種となっています。発売から1年以上経過した現在でも1年半以上の納期がかかるなど、以前強い人気を維持しています。

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S660の価格・燃費

(6MTマニュアル・ターボのみ)

価格と燃費は連動していません。最高燃費のグレードを選択すると価格が高くなる場合がございます。▼項目タップで価格ランキングへ移動

タント最低価格最高燃費
km/L
2WD(MR)198万24.2
4WDなしなし
マニュアル198万21.2
ターボ198万24.2

※価格は小数点以下切捨て表記。S660に4WD車はありません。

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ホンダ「S660」の良い点(メリット)

①シティーブレーキの設定もあり、安全面ではコペンセロより一歩リード。

S660は、前面衝突時に機能するHonda独自のコンパティビリティ対応ボディに加え、全体の60%以上に高張力鋼版を採用しており、強さと軽さには定評があります。また各ピラーも強化した他、フロント・サイドの4つのエアバッグを標準装備するなど万が一の時の乗員保護にも配慮しています。
この他オプションにはなりますが、低速域での衝突被害軽減ブレーキであるシティーブレーキも用意しています。ライバル車のコペンセロには、設定のない装備となっており、安全面では一歩先を行っています。

②最高出力64馬力・最大トルク10.6kgmと軽自動車最強のスペック。

直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載したS660は、最高出力は64馬力・最大トルクは10.6kgmと軽自動車のスペックを遥かに超えています。2,600回転と低回転域から最大トルクを発揮してくれるのも魅力です。
ライバル車と比較すると。コペンセロは最高出力は64馬力・最大トルクは9.4kgmとなっており、最高出力こそ自主規制のため同じですが、最大トルクにはかなりの差があります。
走りを追求したいなら、迷うことなくS660を選択する事をおススメします。

③サーキット仕様のハイグリップライジアルタイヤのネオバを装着。

S660はミッドシップレイアウトに合わせて、前後で異なるサイズのタイヤを装着しています。前輪には165/55R15・後輪には195/45R16を装着し、ホンダと横浜ゴムによって開発されたハイグリップライジアルタイヤのネオバを採用しています。
このタイヤは極めてモータースポーツに近いモデルで、グリップ力・コントロール性能・耐摩耗性能に優れており、走りを追求するなら欠かせないです。ただ、タイヤのローテンションが出来ないので維持費がややかかる点は否めませんが。

④アジャイルハンドリングアシストを軽初採用。コーナリングの安定性も向上。

アジャイルハンドリングアシストを採用したS660は、ドライバーのハンドル操作に応じて4輪それぞれに軽いブレーキをかけることで、動きを滑らかにし、安定感のあるコーナリングを可能にしています。これにより少ないハンドル操作で、ドライバーの意図する走行ラインを走れるようにサポートしてくれます。
ホンダ社ではレジェンド・シビックで採用されていた機能で、軽自動車では初採用になり、走行性能に特化した性能を持った車種となっています。

S660の後方画像

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ホンダ「S660」の欠点(デメリット)

①S660のラゲッジは極小スペース。幌を格納するのが精一杯。

奥行き100mm×幅740mm×高さ230mmとなっているS660のラゲッジルームは、極小のスペースであまり実用的とは言えません。天気の良い日にオープンカーとして使う際には、外した幌を格納するのが精一杯です。ドライブの途中に買い物をしたら、もれなく助手席行きになってしまいます。
室内の収納スペースも運転席周りの限られたスペースしかないので、ドライブの際には極力物を積まないようにしないといけないかもしれません。

②納期は最低1年半は覚悟する必要あり。コペンセロなら3ヶ月程度。

S660はスポーツカーとして相応しい走りと質感を実現するために、少量生産となっており、注文から納車までにはかなりの時間を要します。現行型が発売されて1年以上経ちますが、2016年5月現在では5/12よりオーダーの受付を再開する予定で、納車は2017年10月からとなっています。(おそらくそれより延びると思われます。)
もちろんこれだけ待つ価値のある車なのですが、さすがに長すぎる感は否めません。その点ライバル車のコペンセロは3ヶ月程度なので、待てない方はこちらを選ぶのもありです。

S660の正面画像

最低価格:198万
最高燃費:24.2km/L
ライバル車:コペン

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