最低価格:132万円
最高燃費:25.8km/L
N-NOX SLASHは、2014年12月にNシリーズの第5弾として発売が開始されました。ファンキーチョップトップをコンセプトに開発され、外観はN-BOXより100㎜全高を低くしてリヤを絞り込んでいます。また後席のドアハンドルをサイドガラスの後ろのCピラーに配置することで3ドアクーペのような仕上がりとなっています。
2015年12月のマイナーチェンジの際には、内外装のカラーを拡充し、合計23種類のボディーカラーと5パターンのインテリアカラーから選択可能となっており、選択肢の幅が広がっています。この他Xグレード以上にサウンドマッピングシステムを標準装備するなど、ライバル車にはない装備を用意していている独創的な車種となっています。
目次
N-BOXスラッシュの価格・燃費
(5MTマニュアルなし・ターボあり)
価格と燃費は連動していません。最高燃費のグレードを選択すると価格が高くなる場合がございます。▼項目タップで価格ランキングへ移動
N-BOXスラッシュ | 最低価格 | 最高燃費 km/L |
---|---|---|
2WD | 132万 | 35.8 |
4WD | 145万 | 34.8 |
5MT | なし | なし |
ターボ | 157万 | 24.0 |
※価格は小数点以下切捨て表記。
ホンダ「N-BOX SLASH」の良い点(メリット)
①左右分割のスライド&ダイブダウン機構を備え、多彩なシートアレンジが可能に。
通常時で奥行き390mm×幅880×高さ900mmのN-BOX SLASHは、左右分割の190㎜スライド&ダイブダウン機構を備え、荷物の量や形状に合わせたアレンジが可能になっています。N-BOXに比べると200㎜程度天地方向が狭くなっていますが、それでも十分な広さで不満は特にないです。
後席を倒すと奥行きが1450㎜まで拡大し、フルフラットな空間が出現します。26インチの自転車も積載可能となっており、様々な場面で活躍してくれます。
②ボディカラー・インテリアカラーなどラインナップが豊富。
N-BOX SLASHは、ミラノレッドを含むベース色が8色・有料色が3段階で構成されています。プレミアムホワイトパールが3万2400円高・2トーンのスマートブラック/ホワイトなど6色が5万9400円高・プレミアムホワイト/ブラックなど8色が8万1000円高となっており、合計23色から選択が可能です。
この他にも5パターンのインテリアカラー・3パターンのホイールなども選ぶ事が出来ます。これらを組み合わせることで、自分だけのお気に入りの1台を手に入ること間違いなしです。
③サウンドマッピングシステム搭載車は、低温から高音までクリアな音質を実現。
Xグレード以上で標準装備しているサウンドマッピングシステムは、8スピーカー+1サブウーファーを備え、低温から高音までクリアな音質を実現しています。(Gグレードにはメーカーオプションで設定)
またより良い音を楽しんでもらうために、サウンドマッピング車には防音材を追加し、静粛性をアップさせています。臨場感あふれる音空間をを楽しみたいなら、Xグレード以上を選択したいところです。
④あんしんパッケージをグレード別装備orメーカーオプションで設定。充実の安全装備。
N-BOX SLASHは、事故回避支援システムであるあんしんパッケージをグレード別装備orメーカーオプションで設定しています。(インテリアカラーパッケージには標準装備)
低速域での衝突軽減ブレーキであるシティーブレーキに誤発進抑制制御機能とサイド&サイドカーテンエアバッグがセットになっています。自動ブレーキはライバル車にも設定がありますが、サイドカーテンエアバッグまでは設定がない車種も多いので、その点は高評価です。
ホンダ「N-BOX SLASH」の欠点(デメリット)
①スライドドアは非採用。ドアハンドルの位置も高く、使い勝手はあまり良くない。
ベース車のN-BOX車と異なり後席ドアはスライドドアを採用せず、ヒンジ式ドアを採用したN-BOX SLASHは、どうしてもスライドドアに比べると実用性では劣ってしまいます。
また後席のドアハンドルが、サイドガラスの後方部分に配置されているのもあまり使い勝手が良いとは言えません。かなり高い位置になるので小さな子供では背が届きませんし、スライドドアじゃないので運転席から開閉操作する事も出来ません。小さな子供がいる家庭には、向かない仕様の車種と言えます。
②クーペ風のスタイルはオシャレだが、側・後方の視界があまり良くない。
ベース車のN-BOXから全高を100㎜低くし、クーペ風のデザインになっているN-BOX SLASHですが、その影響でサイドガラス・リアガラスが小さめになっています。またCピラーも太めな上に、三角窓がないのも死角を増やしています。これらの事から側・後方の視界はあまり良いとは言えず、狭い路地や車線変更の際には注意が必要です。
メーカーオプションで3ビュー切り替えて見ることが出来るディスプレイオーディオなどがあるので、不安な方は是非付けておきたいところです。
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