スズキ「ハスラー」の良い点・欠点|価格107万円~、燃費32.0km/L

ハスラー

最低価格:107万円
最大燃費:32.0km/L

ハスラーJスタイル試乗レポ

ハスラーは軽トールワゴンとSUVの両方の良いところを併せ持った新ジャンルの軽自動車として、2013年12月に発売されました。その可愛らしいデザインと機能性を兼ね備えたハスラーは発売と同時に爆発的な人気になり、当初月間販売台数が5000台だったのに対し、2倍以上に受注を受けました。一時は注文から納車まで仕様によっては1年待ちというようなケースもありましたが、増産体制を敷いてからは大分納期も短くなりました。

燃費面ではSエネチャージの搭載により、ノンターボの 2WD車でJC08モードで32.0km/Lとクラストップの燃費を実現しています。ターボでもJC08モード27.8km/Lとなっており、街乗りにも適した車となっています。

安全面ではX・Xターボにはデュアルカメラブレーキサポート、G・Gターボにはレーダーブレーキサポートを標準装備するなど、安全装備も充実しています。

ハスラーの価格と燃費

(5MTマニュアル車・ターボあり)

価格と燃費は連動していません。最高燃費のグレードを選択すると価格が高くなる場合がございます。▼項目タップで価格ランキングへ移動

ハスラー最低価格最高燃費
km/L
2WD107万32.0
4WD119万30.4
5MT107万26.4
ターボ135万27.8

※価格は小数点以下切捨て表記。

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スズキ「ハスラー」の良い点(メリット)

ハスラーの正面画像

①「自動ブレーキ」は歩行者・二輪車にも対応

ハスラーはX・Xターボに衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載しています。2つのカメラを搭載したステレオ方式を採用し、対象との距離や形を捉え、そのサイズや輪郭から歩行者や車を認識してくれます。ライバル車の多くは、車両のみを対象にしている場合が多く、人や二輪車なども対応してくれるデュアルカメラブレーキサポートは安心感があります。
ステレオカメラはフロントガラスの中央上部に付いているため、ワイパーの作動範囲にあり、雨天時でも機能してくれるので、もしもの時も安心です。

②「全方位モニター」で狭い路地や駐車も楽チン

ハスラー前席

ハスラーでは、X・Xターボにカーナビと一体になった全方位モニターをメーカーオプションで設定しました。車の前後左右4ヶ所に設置したカメラによって、車輌周辺の状況を映像として見ることができ、駐車をサポートしてくれます。ワンタッチ操作で3つの視点を切り替える事も可能なので、狭い路地や駐車の際にはとても重宝します。

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③雪道などの運転に役立つ2つの機能を搭載

ハスラーの4WD車(Aを除く)には、雪道の運転に心強い機能が2つ付いています。1つ目がヒルディセントコントロールで、下り坂でブレーキ操作なしに一定速度(約7Km/h)で下ってくれる機能です。これによりドライバーはハンドル操作に集中する事が出来ます。
2つ目がグリップコントロールで、雪道やぬかるみなどでスリップが発生した場合、その車輪のブレーキ制御を早めてグリップ側の車輪の駆動力を集中する事で発進をサポートしてくれます。
これらの機能は雪道の運転ではとても心強く、雪の多い地域ではかなり重宝しそうです。

④32.0km/Lとクラストップの燃費を実現

ハスラー運転席

ハスラーは、Aグレードを除くCVT車にSエネチャージを搭載し、ノンターボの 2WD車でJC08モードで32.0km/Lとクラストップの燃費を実現しています。ターボでもJC08モード27.8km/Lとなっており、ライバル車を大きく突き放しています。
13km/h以下でエンジンを停止する新アイドリングストップシステムをAグレードを除くCVT車に標準搭載し、停車前の減速に無駄なガソリンの消費に貢献してくれます。

⑤内装がオシャレ。

ハスラー後部座席

ハスラーのシートはボディーカラーに応じてシートの縁のバイピングカラーが変わります。と言ってもボディーカラーのように11色あるわけではなく、設定があるのは4色です。(ピンク・オレンジ・ブルー・ホワイト)このバイピングカラーによって、結構イメージが変わってくるので外装との兼ね合いも考えて選びたいところです。

シート自体はファブリック生地使用で、座った感じとしてはちょっと固めの印象です。最近の軽自動車が柔らかいシートを採用しているので、そことはちょっと違う路線です。この辺りは好みが分かれるところなので、実際に確認することをお勧めします。

⑥アウトドアで便利な収納スペースがたっぷり

ハスラー後方画像

ハスラーはアウトドアなどの使用を想定し、収納が多めに作ってあります。グローブボックスの上にティッシュボックスの置けるインパネトレーがあったり、その上にテーブル機能付インパネボックスなどもあります。助手席を倒すと背面がテーブルとしても使えるなど、室内で食事をする際には重宝します。
この他にもインパネアンダートレーなど運転席周りに小物などを置くスペースが多くあり、細かなところに配慮のある車となっています。

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スズキ「ハスラー」の欠点(デメリット)

ハスラー後ろ画像

①ハスラーは軽自動車にしてはやや高め

ハスラーは108万円(A・2WD)~155万円(Xターボ・2WD)と幅広い価格設定になっています。さらに4WDになると12万円程度追加されるので、軽自動車にしては高めの価格設定になっています。もちろん装備は他車にはない装備を備えていたり、レーダーブレーキサポートなどが標準装備されている(Aを除く)など一概には比較出来ないところもあるのですが。
オプション品なども豊富にあり、色々と付けていくと200万円近くなることもあるので、必要な物・装備を吟味する必要がありそうです。

②シートが硬めで乗り心地は少し不満

ハスラー横画像

ハスラーの乗り心地はやや他の軽自動車に比べると、やや劣る気がします。タフロードやオフロードの走行も想定してか、165/60R15と大きめのサイズのタイヤを履いているのもその原因の1つです。またシートがやや固めなのもちょっと気になるところです。
特に高速度往路などの運転では、後席はバウンドが大きく感じる場合があります。通常の走行はそこまで苦にならないと思いますが、気になる方は実際に乗り心地を確かめてみると良いです。

最低価格:107万円
最大燃費:32.0km/L
兄弟車:フレアオーバー(マツダ)
ライバル車:キャスト(ダイハツ)

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